産後に更年期が来た⁈
おはようございます。
AYAKO PARK 原田あやこです。
いつもお読み頂きありがとうございます。
産後に更年期症状⁈⁈
なんで？
と思いますよね。
先日ね、プライベートレッスンを定期的に受けてくれている
生徒さんからこうした話をお聞きしたんです。
「この前しんどいと言っていたのが、
更年期症状だったみたいなんです。
何にもやる気が出なくなり、
自分を責めて涙が出てきたり
ご飯を作ることもできず、
起き上がるのもしんどい、
もうほんとやばかったんです。
しんどすぎてやばいと思い病院へ行ったら
更年期の症状やねって言われました！」と教えてくださいました。
年齢的にも一般的に言われる更年期という時期は
だいたい４０代後半から５０代前半、
それに比べて
一般的な出産年齢は２０代後半から３０代、
二つを比べても
年齢的には10歳以上違います。
だからびっくりするのも当たり前で
なんで今⁈と思いますよね。
じゃあなんで更年期が産後に起こるのか？
それは
女性ホルモンの影響！
もっと言えば、自律神経も大きく影響しています！！
以前にブログにも書きましたが
産前産後と言われる周産期の期間で
女性ホルモンの分泌量がもの凄く大きく変動します。
以前のブログはこちら→
でね、更年期という時期は何が起こるのかというと
女性ホルモン、特にエストロゲンの分泌量が
急降下をするように一気に減少してしまう時期なんですね。
では女性ホルモンの分泌量が変動したり、
減少することで体に一体何が起こるのか?
それは自律神経が乱れやすい状況になってしまいやすいということなんです！
少し体の仕組みのお話になりますが
ホルモンの司令塔である脳下垂体と言われる箇所と
自律神経を司る視床下部が近くにあるため
ホルモンの分泌量が変動する時にどうしても
自律神経も影響を受け合ってしまうんですね。
場所で言うとちょうど眉間の奥あたりです。
例えば、気持ちが落ちやすくなるとか
人と出会うのも嫌になってくる、
何にもやりたくなくなる
というような感情もそうですが、
体がほてりやすい、
汗を以上にかきやすくなった、
指先がしびれる、
不眠、不整脈など
自律神経が乱れてしまうと
ほんとに様々な症状が体の中で起こり出します。
だからと言って怖がらなくても大丈夫！！
これも体からのサインであって
「気を付けて〜！」
「このままだと危険だよ！！」
と自分の体が自分に教えてくれてるんだと思い
自律神経を整えるよう
体のケアをしてあげれば大丈夫なんです。
実際にこのお話をしてくださった生徒さんは
産後2ヶ月に産後ケアクラスに参加してくれていて、
その後も体を整えることを続けてくれていたから
こうした自分の変化にも気づけて
病院へ行ったり
頑張りすぎるのではなく、休むとい選択を選んだり
自分ケアを続けてくれたということ。
だからこそ、更年期の症状が出始め
もの凄く辛い時期を過ごすも
３週間で回復するところまで来られたのは
自分の体に目を向けておくことを忘れなかったからだとも思うんです。
体の調子がしんどいと連絡をいただいた時に
産後ケアクラスでお渡ししていた「〈セルフケアブック〉をみてみてね」
と伝えたことで彼女も目を通してくれたと言ってくれてました。
ほんとにね、お話を聞いていても
よくここに帰ってきてくれた！
と思うぐらい
そのまま暫くその状況を続けていたら
命を落とすこともあったかも、、、と思うぐらい
しんどい時間だったと思うんです。
生きていてくれてありがとう！
ここに来てくれてありがとう！！
心から思う瞬間でした。
どうしても子育てに一生懸命になればなるほど
自分をどこかに置き去りにしてしまい
体からのサインにも気付かず
そのまま突っ走ってしまい
どこかでエラーが出てしまうなんてことになりがちですが
世の中のママたち、
絶対自分の体を大事にしてあげてください。
子供を思うように自分の体も心も大事にすること、
それは子供たちの笑顔を守ることの一つの重要なミッションでもあるからね。
約束してね。
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